ヒョードル対ハントのヘビー級王座戦決定と男祭り副題について


ヒョードルの相手にハントは現時点ではハントの実力的にもったいかなと先日書いたけど、正式に王座戦として試合が決定。大晦日に与えるインパクト考えると、いいカードではあると思う。ただ実力的にはハントの総合での経験値、組み技の対応力がまだまだだと思うので、ヒョードルが勝負に徹して打ち合いを避けすぐにグラウンドに持ち込むとあっさり勝負はついてしまいそうとは思う。ハントがジョシュ戦で秒殺でアームロックで一本負けしたのはジョシュを応援してたとはいえ、ちょっとあっさり取られすぎでハントの対応力にがっかりした面も大きかった。あれからハントが多少なりとも組み技の対応力を増してヒョードル相手でもいい試合内容になってくれることに期待したい。


そして副題がFUMETSU(不滅)に決定。副題だが2004年はSADAME、2005年ITADAKIだった。正直この二つの副題の感想はマッチメークを限定しかねないと思ったので、副題をつけること自体好きでは無かった。実際2004年のSADAMEでは桜庭対シウバ4度目、ミルコ対ランデルマンの再戦とSADAMEのテーマを口実にあまり必然性の感じられない再戦が組まれていたようにも感じたし、ITADAKIも頂上決戦という意味合いではいいけど、そういう副題に沿ったマッチメークをするということが、幅を狭めかねないようにも感じていた。菊田対滝本で寝技世界一対柔道金メダリストもまあ確かに頂といえば頂なカードではあったし(汗)


そして今回の男祭りのテーマがFUMETSU(不滅)。この副題ならマッチメーク自体にほとんど影響が無さそうに思うので、そういう意味では一安心というところがある。勝手に副題を予想して
KEJIME(けじめ)とかでまた再戦が想起される副題で再戦が多くなったらと心配を多少していたので。今回は副題にとらわれないで自由にカード編成ができそうかなと思う。まああまり過度の期待はしないほうがいいだろうけど。