武士道廃止?PRIDE一本化について


これは以前から噂されてたけど、今回のぐだぐだの武士道のせいでその流れに拍車がかかるか?以前は大反対だったけど、今回の大会を見たら正直そっちのほうがいいかもと少し思い始めた。武士道廃止、一本化になれば、ライト級、ウェルター級の試合は必然的に減り(ミドルとヘビーも?)、そのクラスの選手がプライドに上がるチャンスも減る。


一本化ということは、スケールは違うにせよ男祭りのような興行が(アメリカ大会含めて)年間通しておこなわれることになっていくのか。今回の武士道で自分の好みだけど、武士道にいらない選手、試合をちょっと考えてみたい。まずライト級のほうだけど石田対デビッド。石田はアウレリオ戦のインパクトが強いけど、勝つときは誰とやっても、ああいう塩漬けなイメージの試合になるし、個人的にはあまり見たくない。次武士道出る前に修斗かDEEPで一本勝ち(金魚相手でなく)をしてほしい。デビッドも、武士道の前にDEEPでそれなりの実績を残してから上がって欲しかった。初参戦の選手はメレンデスクラスの実力、実績でPRIDEに上がって欲しい。


ブスカペもちょっと大舞台で見るのは塩分が濃すぎる。その相手にほとんど何もできない帯谷もDEEPで試合していくべきと思う。前田は階級が無いのに上がる意味がわからない。外でやるなら65キロ級のあるDEEPでいい。ライト級日本人はいっぱいいるけど五味、マッハ、川尻、青木の4人が引っ張っていく形で十分なように思う。そして今回出てなかった外人、ハンセン、アゼレードなんかは強いだけでなく、試合もおもしろいので積極的に使って欲しい。アウレリオは以前の塩分の濃いアウレリオに戻ってしまったのが残念だが、もう一回チャンスを上げてそれなりに積極的に試合をするならという感じか。


ウェルター級は、まず菊田対レノグ。よくいわれるようにパンクラス、DEEPでやれ的なカードだった。菊田がウェルター級(実際は85キロだったが)に挑戦するための調整マッチ的なことをしたいなら武士道の二軍DEEPでやればよかっただけの話。菊田の実績、考えれば武士道に出場自体はありだとは思うが、武士道に出るならトップクラスの選手とやるのが筋だろう。調整試合を武士道でやるのはおかしい。レノグはまだまだ実績、実力ともに足りなさすぎだと思う。ユンもそうだろう(西島も・・・)。ブスタマンチもちょっと衰えが見えてきてリンドランド戦レベルの試合を期待するのは難しくなってきたし、ちょっと使い方が難しくなってきた。ロンバート、ムサシも今回は塩分濃い目の試合だったし、次もこんな内容だとDEEPやケージレージに格落ちはやむなしだと思う。


とこんな感じで勝手な好みで武士道出場選手をふるいにかけてしまったが、武士道廃止、一本化の流れになればこういう感じで、PRIDEに上がれる選手が限られていく流れになりそう。仮に廃止にならなくても、佐伯さんと懇意にする選手がたくさんPRIDE武士道に上がってだらだら長くなるようなことは、榊原代表のコメントからも無くなっていくように思う。そうして必然的にトップクラスの潰しあいなカードだけが残っていって、興行の質も上がっていくような流れに期待したい。