高卒のスラッガー育成ドラフト考

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今年のドラフトでは絶対では無いが多分1位か2位(いまのところ14番目の指名順)で高卒のスラッガーを取ると思う。と思ったがそんなことも無いんだろうか(よくわからなくなってきた)。

 

野村は2位、万波は4位でともに高卒5年目で二桁ホームランをクリア(万波は4年目にクリア)。それを考えると必ずしも1位2位で高卒スラッガーを取らないといけないというわけでもないんだろうか。

 

何がいいたいかわからなくなってきたが、彼らに次いで高卒のスラッガーをドラフトで取ったのは2021年の2位有薗、4位阪口の二人だと思う。彼らが野村、万波のような育ち方をできるイメージは今のところは無い。

 

単純にファームの成績を比べても、落ちるし(野村は2年目に1軍でそれなりに結果を残した)、内容を見てもそこまで光るものが見えていないのが現状だと思う。野村、万波は基本的には順調だと思うけど、細かく見ればそれなりに浮き沈みを経験しながら成長してきた。

 

有薗、阪口がそれができているのかというとどうなのか。上原が今のファームは少しのんびりした雰囲気というのは別に悪く言う意図は無いと思うけど、個人的にもファームの試合全体を見るとそういうのを感じることは多い。有薗、阪口になかなか兆しのようなものが見えないのはそういうところの影響といえなくは無いと思う。

 

彼らが仮に順調なら1位、2位で高卒スラッガーを絶対取れという感じにはならないと思うけど、二人が正直停滞気味に見えるところを考えると、余計に獲りに行く必要がある気はしてくる。

 

有薗、阪口はまだ2年目だしそこまで焦る必要は無いのか、それなりに危機感を持って取り組まないといけないのか。今年のドラフトの1位2位で高卒スラッガーを取りに行くなら、彼らの現状も影響があったりなかったりはあるんだろうか。

 

2017年以降取った高卒スラッガー清宮、野村、万波の3人がそれなりに形になりつつあるのは、色々いわれている球団だとしてもそこは評価されるべきところ。そこに有薗、阪口が続けるのか。今年のドラフトで高卒スラッガーを取るのか。それは大きな注目点ではある。