日ハムの2017,2016のチーム成績を比較する

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http://baseballdata.jp/2016/p/

上が去年2017。下が優勝した時2016のチーム成績。失策は2017が80個で2016が65個。15個増えた。盗塁は2016が132個、2017が86個。犠打成功率が2016が95%、2017が86%。全体的に数字を落としてるが、一番気になるのは犠打成功率かな。2016の95%は出来すぎにしても90%前後くらいの成功率は残さないと試合の流れを悪くすることが多くなってしまう。キャンプでどの程度バントの技術を上げられるか。



あと気になるところは投手の数字。2017のQS率が38%と先発が全体的に低調だったが、優勝した2016も54%とそこまで高くもなかった。2016は中継ぎの防御率が2.67とすごく優秀だったので、先発以上に中継ぎの頑張りが優勝に繋がった年だったといえる。が、翌年そのつけが回って、全体的に中継ぎ陣の調子が上がらなかった。宮西は一年不調、谷元はシーズン途中でトレードでチームを離れた。



日ハムが低迷を脱するには、失策、犠打、盗塁などの数字を優勝した年に近づける。投手陣の数字も先発のQS率、中継ぎの防御率を優勝した年に近づける必要がある。そのための取り組みをキャンプでどれくらいできるかで、チームの浮沈に関わってくる。キャンプでの日ハムの全体練習は少ないみたいだから、その限られた中で色んな課題に取り組むのはなかなか難しいけど、そこは首脳陣の手腕が問われるところ。