まずペトロシアンが衝撃のＫＯ負けについて。自分は絶対王者的な選手が負けるところがみてみたいいほうなので、みたい結果ではあるのですが、それは王者がいつもどおりの力を発揮した上でそれを挑戦者が上回る上で見たいって感じです。
リスティは体格も大きく、アグレッシブでよかったとは思いますが、どっちかというとペトロシアンのパフォーマンス自体がよろしくなかったように見えました。いつもの闘牛士のように相手にまったく入らせない触らせないっていう、動きが１Ｒからできてなくて、最初からかなり危ない試合運びになっていたので、それが残念でした。
計量で一キロアンダーというのもあってコンディション自体悪いところがあったのかなとも思いました。
次はパッキャオですが、こっちは復帰戦としてはまずまずって感じにみえたというか、前回ＫＯされたときはオフェンス８ディフェンス２みたいなすごく雑な試合運びに見えてそのせいでカウンターを食らったように見えたのでそこが残念でしたが、今回はその点を修正して、ディフェンスの意識を重視したように見えました。
最後は復帰戦の郷野について。これは映像では見てませんが、速報とかで見る限り若干押されぎみのドローだったとか。今回は郷野のブログとか見る限りかなりフィジカル面は追い込んでコンディションを作ってたみたいですが、ナチュラルに近い状態で７７キロちょっとみたいなので、体格的な不利もあったのかもしれないですね。
かといって７０キロに落とすと、またうまく落とせないだろうし、適正な階級での試合が難しい選手なんですかね。ナチュラルで７７ちょっとだったら７０まで落とせそうに素人考えで思えてしまうんですけど、色々難しい点があるんでしょうかね。
