続きがあるのか

今回の大会でやっぱりプライド系の大会の需要はかなり高いことがわかったし、しっかり準備すれば今回以上の大会はできると思う。勝手にどういう形になっていくかを考えてみると、まず興行のスタイルとしては、埼玉スーパーアリーナのアリーナverで、PPVをつけるのが基本スタイルになっていくと思う。PRIDE時代のように武士道とかも含めて年7,8回というより、3、4回に絞って興行をやっていってほしい。

戦極という新プライド系?のイベントもできるので選手が分裂してしまうのが心配ではあるが。スタッフという意味ではやれんのかのスタッフだけでなく、FEG、M−1グローバルのスタッフも協力してくれるようだが、舵取りが増えるとうまく今後回っていけるのかなという心配もあるにはある。M−1グローバルの関係者がこの大会に協力した上でのメリットがなんなのかというのがわかりづらい部分を感じるのだが、前にも書いたが海外での放映権を貰うということがそれなのかもしれない。ヒョードルが参戦したことで、今大会の成功に繋がった部分は大きいが、あの膨大なギャラを払って今後も日本の大会に参戦することがあるのか?今後は海外でもM−1の試合が中心になっていくんだろうか。

今回ダイナマイト協力試合ということで、久しぶりにプライド系の試合が地上波で流れた。今後やれんのかのイベントが続くなら、FEGの協力を得て、なんとかTBSに潜り込ませる形で地上波を獲得するのが一番可能性としては高いように感じてきた。HERO’Sは3月15日に興行をおこなう予定らしく、そこで大晦日流れたカルバンvs青木の試合を組む予定といわれているし、主催者の谷川氏はこの大会を埼玉スーパーアリーナでやりたい、イベント名のHERO’Sを変えてもいいという発言をしているという。

ここからどういう形になっていくか、どういう形がベストか考えるのは難しいところではあるが、HERO’Sは半分消滅させる形で、あのイベントの枠にやれんのかをそのまま入れて、選手もHERO’Sと合体させる形というのも一つ考えられるのかもしれない。ただ選手(桜庭や宇野)やHERO’Sのスタッフの反発もあるだろうし、旧プライド系のイベントをそのままHERO’Sの枠に入れて地上波で放送できるのかというと難しい気もする。

まあ普通に考えるならそういう直接的な合体ではなく、あくまでそれぞれが存続して協力しあう形になるとは思う。そうしないと結局日本のビッグプロモーションの大会が減ってしまって本末転倒にもなってしまうし、それはちょっとよくない。次回やれんのかは春ごろ第2弾興行を予定してるようだが、FEG,M−1の協力がどれくらいになるのか、どんな形になるのか。TBSの地上波に乗せることが可能かが一つのキーになっていくんじゃないかと思う。年4ないし3大会でも十分なのでやれんのかが続いていくことに期待したい。