今年去年の捕手、遊撃手比較

 

今年と去年で捕手の成績を比べて、今年はいうまでもないが田宮の台頭が目立った。基本的には田宮、伏見の捕手2枚体制で田宮が調子を落とした時期があったし、伏見の故障もあったが、ある程度捕手のポジションは安定できた。

 

去年は開幕は宇佐見、伏見の2枚体制だったが宇佐見の調子が上がらずトレードで放出。清水が宇佐見に代わって出場機会を得たが、グローブを試合中に外すなどして信頼を得られず。アリエルが捕手として出場機会を増やし、中盤以降は伏見、アリエルの2枚体制になった。

 

来季の捕手の編成としては田宮、伏見が基本になるだろうけど、郡司が週1,2で捕手で出られるか。2年目になる進藤が捕手争いに加われるかがポイントか。

 

 

今年の遊撃手は開幕から水野がほぼスタメンに入り、守備から信頼を得た。一時足首の故障で離脱したが、復帰後も信頼は変わらずレギュラーを勝ち取ったといっていいと思う。

 

去年は上川畑が開幕からスタメンで出ることが多かったがエスコンでの守備に苦戦しなかなか信頼を勝ち取ることができず、奈良間や他の選手にも出場機会が回った。結果的にレギュラーを掴む選手が現れず、翌年に水野の台頭を許すことになった。

 

今年のチーム躍進の要因の一つにセンターラインで若いレギュラーが現れたことがあるのは間違いない。田宮、水野ともに大卒2年目の年齢でほぼ1年レギュラーとして試合に出て順位が2位になったことは田宮、水野にとってもチームにとってもプラスは大きい。

 

ドラフトで遊撃手の宗山を指名する可能性はかなり高いと思っているし、獲得できれば二遊間の層はさらに厚くできるけど、仮に外れても水野がいるので、彼を揺るがないチームの柱に育てていけばいいと思う。