近藤有己のモチベーションとコンディション

松井戦以降の近藤の試合でよくいわれるのが、いまいち絞りきれていない体のことだが、確かにお腹周りに若干たぷつきが見られる。なんであんな感じなんだろう?と自分なりに考えたが、年齢的なものなのか、色々理由はあるのかもしれないが、理由の一つにモチベーションの不調が多少あるのではないかと思った。松井、レノグ×2では、モチベーションを最高潮に上げられる相手ではやはり無いし。


古い話だが、菊田との最初の対決の二月前に小谷野という選手と当たったが、そのときもかなりお腹周りがたぶつき気味だったが、菊田戦のときはしっかり絞り込まれた体だった。二回目の菊田戦では、完全決着戦ということで、モチベーションも高そうに思うが、近藤いわく一戦目と比較すると多少低かったが、再戦なので、前回の試合より進化する姿を見せることにモチベーションを見出したらしい。


3度目の菊田戦が流れたときは、金原、松井なんかの候補が上がったらしいが、このときも自分のモチベーションの上がる相手として金原を指名したとのこと。近藤くらいキャリアがあると、やはりモチベーションは多少落ちるときがあるのも仕方ないのかもしれない。そして今年。近藤にとっては、言い方が悪いが金原以下の興味しか無い松井と、どこの馬の骨とも分からない(宮戸調)レノグ×2では、近藤もプロだからある程度高いモチベーションを作ったとは思うけど最高にモチベーションが上がった状態と比較するとやはり落ちても仕方ないし、そのことがコンディションの低調に繋がっていたことも考えられると思う。


そして今回プライド大晦日での郷野戦。本人いわく「モチベーションは今回が一番高い」といってるが、大晦日3週間前にあのコンディションで、試合決定が二週間前ではコンディションが上がるのも限界はあるとは思うが、このモチベーションの高さに期待したい。

近藤vs郷野についてのブログ記事の紹介
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061220
http://redroom2097.cocolog-nifty.com/redroom2097/2006/12/pride2006_8e2c.html