パリーグ 直近5年ストレート平均球速推移から考

 

パリーグ 直近5年ストレート平均球速推移が上記のデータで、日ハムのここ2年の球速の向上が際立っているのが分かる。それが防御率の良化に繋がっている可能性が高い。CSを見ても先発をパワーピッチャーで並べることで、日本一になったソフトバンク打線をある程度抑え込んでいた。

 

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現在の先発陣の平均球速が上記の数字。先発でも150キロ前後の投手が多くなっている。何度も書いているがそういう投手の先発登板が来季も多くなると思う。加藤、山崎福のような左の技巧派もシーズンのローテーションを考えると、大事な存在だが、今の流れだと登板数としては減っていく可能性が高いように思う。

 

2023年のドラフト1位の細野は2度抽選を外した上での指名になっているが、今の日ハムの編成的には左のパワーピッチャーというのは2023年の候補の中では一番フィットしている投手に結果的にはなっている。

 

2024年で取った高校生も身長が高くて球速が速い(これから速くなるだろうという見込みも)投手が多いし、今年の1位の大川もパワーピッチャーとして育成しようという考えでの指名に思う。似たようなことを何度も書いているのだが、こういう流れは来季以降も続く可能性が高いと思うし、技巧派の投手は今年以上のアピールが無いと登板機会が減っていく可能性が高い。