柳川が先発を志願した理由は、勝手な推測だが仮に1軍で投げられなくても負担の小さいところで体を作れるということがあると思う。柳川は中継ぎで1軍で結果を残したが、体への負担が大きかったことを自分の体で実感している。
だから来季は1軍で中継ぎで投げるよりむしろファームで先発で投げたいというのがある気がしている。1軍で先発で結果を残せればそれが一番だし、それができないにしてもファームで体を作ることができる。
例えばシーズンの後半戦に1軍で中継ぎとして投げてくれないかみたいな声が掛かれば多分断ることは無い気がしているが、少なくとも前半戦は1軍でもファームでも先発(長いイニング)にこだわる気がしている。同じく先発挑戦を志願した松浦も似たような考えに思う。
高卒4年目くらいまでは負担の小さいところで体作りの期間に充てたいというのが彼らの考えだと思う。柳川はあまりそういう思惑のようなものを持って無さそうに見えがちだがおそらくそういうところの気がしている。自分の考えをしっかり持ってそれを球団に伝えられるという選手は少ないので、柳川がそっちのタイプだったならチームとしてはプラスだと思う。
さすがに高卒5年目までいけば、チームがいったところで投げるというのが4年間育ててもらっているチームへの義理にはなりそうだが4年目くらいまではわがままをいっていいと思う。
日ハムに高卒で入った投手はある意味大学に行くよりも、ゆったりとしたペースで投げながら体を作れるので、そっちのほうを希望する選手もこれから出てくる気がしている。