最近のドラフトの意見は宗山は過大評価、金丸に行くことが正解というのが傾向としては多いと思う。その評価自体は特に異論があるとかはないが、今の投高打低の中での投手と野手の評価というのはいい野手のほうが希少ではないかというのは個人的にはある。
パリーグでは防御率2点台が9人、1点台が1人、セリーグでは2点台12人、1点台は5人いて金丸が1点台になれる可能性がある投手だろうけど、1点台になったとして両リーグ併せて6人いる投手の中の一人ということになる。
打率では両リーグともに3割台が一人という状況。宗山は二遊間で3割台が出せる可能性がある選手だと思う(当然実際にできるかはわからないが)。その希少性を考えると、二遊間に相当隙が無い編成のチームを除けばほとんどが宗山を指名するメリットはあると個人的には思っている。
繰り返すけど今の打低のNPBだと野手の編成を固めることを優先して、2点台、1点台の投手を集めるより、2点台、1点台の投手から点を取れる打線を目指して投手の負担を減らしていくのを優先したほうが両リーグを全体的に見ると編成的にはベターに思う。
今の日ハムの野手の編成は当然ひいき目はあるけど、日本人野手だけでなく外国人野手も若いメンバーが多い中でリーグでは2位の得点力。これはかなりチームとして武器になっていく。その上でまだ力的にも年齢構成的にも隙があると思う二遊間に宗山を置ければ、チームへのプラスは大きいと思う。