6月から7月の上旬に掛けてチームが低迷したのは開幕から出ずっぱりの選手が疲労で成績を落としたのが理由の一つだったが、7月の半ばからチーム状態がまた上がってきたのは、ファームに降格して再昇格になった選手の活躍が理由として大きかった。
名前を挙げるとレイエス、石井、清宮。水谷が1軍で結果を残し始めたのは再昇格後で、松本剛が相当状態を落として一度ファームに落ちたが、再昇格後少し時間が掛かったがいいときの松本に戻ってきている。伏見もファームの調整期間があって、それが打撃の好調に繋がったかもしれないし。
オープン戦で怪我をしてファームの調整期間が長くなっていた浅間も昇格後はよかったり悪かったりがありながら打率が2割8分まで来ている（死球が心配だが）。
ファームの首脳陣が今年は大分変っているし、佐藤コーチは去年からいるが彼の名前を出す選手も多い。今のファームの環境はこれからの選手を育成するだけでなく、中堅クラスの選手にとってもプラスになる環境になっているように思う。
8月からの終盤戦は開幕から活躍している選手だけでなく、開幕からは活躍できなかったが後半戦から調子を上げてきた選手の活躍も大事になってくる。後者の選手が活躍すれば選手層が厚くなるし、開幕から活躍していた選手にも凄く刺激になる。どのタイミングかはわからないが多分どこかしらで水野も戻ってくるだろうし、彼の再昇格もチームのプラスになってほしいと思う。
野村が少し蚊帳の外ではあるが、ファームでは上記の誰よりも打っていたし、状態的には今も悪くは無いと思う。ただ印象的な活躍が少ない分なかなか出場機会に恵まれないのが現状。ここは少ないチャンスを掴んでいくしか無いと思う。
