田中正義育成起用法考

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田中正義は2021年は1軍で18試合、ファームで16試合。計34試合投げられている。プロのキャリアとしてはこの年が一番投げた年。2022年は開幕直前に肩の故障で離脱して、8月に復帰。直後にコロナに感染して再離脱後、また1軍に戻っている。

 

秋キャンプではしっかり投げていたので、状態的にはよくなっているという見方もできるとは思う。当然また離脱する可能性はあるだろうし、そことの戦いは今後も続く投手だろう。

 

繰り返しになるけどモデルケースは杉浦が近い。彼のように最初はじっくり起用するのが無難ではあると思う。いけそうならもう少し多く登板してほしいがそれは実際に投げてみてからの判断になる。

 

スケールだけで言えば、5球団競合の投手だし、日ハムの中ではトップといっていいし、12球団の中でもトップクラスの投手だと思う。その投手をある程度戦力化できれば、チームへのプラスは大きい。

 

フォーム的にもしかしたら肩肘に負担が掛かっているのかもしれないし、専門的なことはわからないけど、素人考えで言うなら下半身をうまく使って投げられてないことが肩肘への負担を大きくしているのかもしれない。

 

もしそうなら投球フォームを見直すだけでなく、ランニングのフォームから正しい走り方を意識して走ってほしいし、ソフトバンクだと競争が激しいからがむしゃらに量をこなさないといけないだろうけど、新しい環境ならまず正しい走り方ありきでその上で量をこなすというやり方で下半身の使い方を見直してもいいのではと思う。

 

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