去年のルーキー野手の成績を見て1軍である程度活躍できたのは上川畑と野村勇の二人のように思う。二人とも大卒社会人の3年目（2年目に指名なし）だったし、指名順は野村が4位、上川畑が9位と評価が凄く高かったわけでもなかった。
その選手が結果を残して上位で指名された野手がそこまで結果が残らなかった。1年目ということを考えると大学生の野手より社会人で経験を積んだ野手のほうがプロに適応しやすいとかあるんだろうか。
2年前のルーキー野手は牧、佐藤、中野らが主力級の活躍をしていたが、3年前は小深田、4年前は近本とこちらも社会人卒の選手の活躍が目立った。2年前は大卒の牧、佐藤、4年前は中川が活躍していたので大卒でもルーキーから活躍できることを示したが、割合的には少ないのが現状には思う。
日ハムのルーキー野手は矢澤、加藤、奈良間の3人になる。奈良間は多分1年目は2軍が中心になる気がするが、矢澤、加藤は1年目から1軍での期待が大きい気はする。
今までの傾向から考えると矢澤は1年目からは難しく、加藤（マイナーリーグと社会人野球の経験は違うが）のほうが1年目から活躍する可能性はあるということにはなる。
加藤の経験も社会人野球ではなくアメリカのマイナーリーグの経験なのでそれをNPBにどこまで適応させていけるかは、未知数な部分は大きい。
あくまで素人目線の印象では矢澤は1年目から1軍で野手として活躍する可能性はあるのではと思う。あとはキャンプ、オープン戦の実戦を見てどうなるかだし、野手としてにっちもさっちもいかなそうなら投手寄りにシフトしたほうが早く戦力になる可能性も出てくるかもしれない。
