日ハム対楽天

先発上原はローテーション投手としてまだ力を付けていかないといけない段階という意味では、この試合は色々経験になったといえるけど、以降の古川、望月に関してはあまり収穫というのもあったようには思えない試合に感じてしまった。

 

古川はwhipが1.67ではいい場面での登板というのはなかなか信頼感を持って見ることはできないし、望月はあのフォームではコントロールはつかないし、出力的にも140キロ前半ではえいやって投げて相手打者がアウトになってくれればラッキーというだけの投球になってしまっている。

 

そういう投手を勝敗を分ける場面で登板させる意味は勝ちを本気で目指す采配には見えないというのが正直なところ。全打席で出塁して勝つために全力を尽くしていた近藤あたりはこの継投と望月の投球内容に関してどう思うのか(はっきりいうと若干しらけたと思う)。

 

望月に関していうと1軍で登板機会を何度も与えられているけどオープン戦でさよならホームランを打たれたときから、悪い意味で印象が変わらないというのがこれも正直な感想になってしまう。それでも何度もチャンスを与えて最後まで成長を願い続けることが本当の意味でファンの正しい姿勢なんだと、いわれるならついていくのはなかなか難しい。

 

しつこいかもしれないけど、この日のような試合をしていたら近藤に残ってくれとも、FAの選手に来てくれともとてもいえない。最低限このチームでプレーしたいと思えるような試合をしないとチームの浮上はずっと無いと思う。