先発の起用法考

 

中日戦で好投した杉浦だったが、上原と吉田を投げさせることを優先させるために、ファームでの調整登板を挟んで3週間置いての昨日の先発。それが影響したのかはわからないが、立ち上がりを攻略されて3失点。

 

上原は最近は好結果が続いていたから先発のチャンスを与えて育てたいというのはわかるけど、先発の軸になってもらわないと困る杉浦の登板を飛ばす必要まであったのか。

 

吉田輝星に関しては、今年は中継ぎで1年経験と自信を付けたいといっておきながら甲子園だから、地元の秋田だからという理由で先発させて、さらにもう一度先発のチャンスを与えてそのすべての試合で敗戦。

 

経験、成長を優先させて勝敗を疎かにしたら結果的に成長を阻害してしまうことはあると思う。今の首脳陣の起用法が本当に選手の成長に繋がっているかは個人的にはよく分からなくなってきている。

 

勝ちを第一に目指すことが一番成長に繋がるように思うのだけど、負けありきで選手を起用することで、選手が変に言い訳を持ちながら試合に出ているようにも見えてしまう。

 

吉田輝星は勝ちパターンに近いところで投げることのほうが、今までの積み重ねの評価になっていたと思うし、ぽっと先発させたところで、チャンスを掴んだというより与えてもらった形にしかならないし責任感がどこまで生まれるのか。