ファーストストライクを振る取り組みと三振数の関係 去年までとの比較など

今チームの取り組みとして、仮に1イニング3球で終わってもいいからファーストストライクを積極的に振る。追い込まれた後はペッパーをするというものがある。去年チームの三振数はリーグで断トツ1位だったけど、おそらくこの取り組みの結果でここまでの実戦では三振が減っていると思う。

 

この取り組みがシーズンで奏功するかは、やってみないと分からない。ただ去年までだとファーストストライクを積極的に振る選手より、まず見逃してカウントを作ってから振りに行く選手のほうが多かった。

 

だから相手チームも初球は基本ストライクゾーンに投げるし、日ハム打線はそれを見逃すか、ファールにしてしまうので簡単にカウントを稼がれてしまい追い込まれた結果三振という形が多かった。それの対応策としてこれくらい思い切ったチーム全体としての取り組みというのはうまくいくかは別として悪くは無いと思う。

 

これまでの実戦の三振数(複数三振した選手も)を数えると

 

阪神戦 6 細川2

阪神戦 7 片岡3

楽天戦 7 杉谷2 高濱2

巨人戦 6

中日戦 10 中島3 上野2

 

明らかに三振数自体は減っている感じはある(取り組み方からならないといけないが)。そういう取り組みの中でも複数の三振をしてしまっている人は、首脳陣の評価としては下がってしまう部分もあると思う(それだけで評価が決まるわけではないし今日の片岡は凄くよかったが)。

 

ファーストストライクからしっかりタイミングを取ってスイングして芯で捉えた打球を打つ練習は今の時期にしっかりやっておかないといけないし、シーズンに入れば色々プレッシャーが掛かったり作戦や試合展開でファーストストライクを何が何でも振ることも難しくなってしまう。

 

去年までと比較して、去年に打撃向上のための取り組みが何かあったかというと、正直とくに思いつかないし、それだけでも去年との違いは出ている(去年の練習試合、オープン戦で打線が活発だったときはほとんど無かったし)。