僅差の試合を勝つこととかチームの優先事項とか色々

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西川が最近僅差の試合を取れるようになってきたといっていて確かにそうなんだけど、裏を返すと投手が頑張ってロースコアの試合に持ち込むしか勝ち筋が無いともいえる。それだけチームの得点力が大きな弱点になってしまっている。

 

9点差で負けようが1点差で負けようが負けは負けなので、最近の試合は僅差の試合を一応勝っているからチーム状態が悪いわけではない。1日の試合も途中までは1-0で勝っていたし中継ぎが盤石ならこの試合も勝てていたが、中継ぎに毎回完璧に抑えろというのは酷な話だし、それ以前に野手にもっと点を取れ、しっかり守れというほうが優先事項だろう。

 

ただ僅差の試合を粘り強く戦って、チャンスを何度も潰しながらでも勝負所で点を取ってなんとか勝てているというのも最近の試合ではいえるかなと思う。急に得点力が上がったり、守備力が上がったりするわけではないから今は残り試合の中でできる精一杯の試合をしてほしいし若い選手には残り試合の経験も無駄にしてほしくない。

 

何度も言っているけど今の若手選手の成長だけでチームが劇的に変わることは正直あり得ない。ドラフトで即戦力を取るのもそうだけど、それ以上に3年連続Bクラスがほぼ間違いない状況なわけだから採算度外視で補強、編成にお金を掛けるのがフロントとしての最低限の果たすべき責任だと思う。

 

また毎年のように主力を出して、補強に掛けるお金は最低限の最低限。FAも取る振りだけみたいなオフの動きを続けるというならプロ野球に参加する資格は無いと思う。