玉井不振の責任考

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玉井は今日久しぶりに?投げているが、大量ビハインドでの登板。去年まではリード時、同点、僅差ビハインド、火消しなどいい場面での登板が多かったが、今年はここまで成績が振るわずいい場面での登板も減ってしまう。

 

彼は12月?に手術をして、試合復帰まで3か月くらいの診断だった。その見立て通り開幕1軍には間に合ったが、成績は見ての通り。仮に開幕から1か月とかもっと遅れて万全で1軍に合流して成績が振るわないならそれは玉井の責任で仕方ないけど、無理に開幕に1軍に入れてこの成績では玉井だけの責任というより、開幕1軍を決めた人間の責任のほうが大きいと思う。

 

それが誰なのか。この球団はそこがわかりにくい。投手コーチなのか監督なのか、編成の責任者吉村GMなのか。今の成績だと大幅減俸を免れないだろう。それで喜ぶのは球団オーナー。どこかで玉井の年俸を下げるために無理やり1軍に置いているんじゃないかという意見があったが、あながち否定もできない。

 

万全じゃない状態で開幕1軍に入れて成績不振になるか、万全にして遅れて1軍に合流していい成績になるか。どっちが年俸が上がるかと言ったらそら後者のほう。オーナー的には前者より後者のほうが有難い。それを狙って玉井を開幕1軍に無理やり入れたなら思惑はハマっている。

 

そんな考えを本当にしかねないのが今の球団にもなっている。選手を潰してまで年俸を下げる起用をする球団に何の価値があるんだろうか。