マルティネス、レアードの活躍とかバーヘイゲンとか フロントの外国人編成の考え

バーヘイゲンは擁護する人もいるだろうけど、正直先発として枠割を果たせていることが多いかというとそうはいえないように思う。一方で日ハムが放出したマルティネス、レアードが同一リーグの他球団で活躍していることに複雑な感想を持つ日ハムが多いのは確かだろう。

 

でも二人の選手に取れば他球団に行ったほうが、日ハムに居るよりいい待遇、環境、モチベーションでプレー出来ていいことだと思う。日ハムに来た外国人でバーベイト、ハンコック、ビヤヌエバなんかはそれなりの年俸を払ってほとんど活躍しなかったけど、それでも大金を稼げたという意味では彼らにとってはよかった部分もある。

 

日ハムの編成にとっては外国人が活躍しようが活躍しまいが究極的にはどっちでもいいこと。活躍しなかったとしてもそんな大金を出して新外国人を取ることはしないから、痛いわけではないし、活躍したら年俸を上げて残留させないといけないからむしろ困ることもある。

 

バーヘイゲンは1年目は年俸に見合った活躍をしたけど今年はそうはいえないのが現状。このことを彼がどう考えているのか。年俸に見合う活躍が出来ず契約が切れても別に他でやればいいやくらいの考えなのか。助っ人外国人の年俸だったり、成績の良し悪しの捉え方は個々で違うからなんともいえないけど。

 

レアードの代わりにロニーロドリゲス、マルティネスの代わりにアーリンみたいなことがツイッターで書かれていたけど、この球団的にはそれで何も問題が無い。外国人が活躍するほどに高い年俸を払わないといけないから、そうなるくらいなら一切活躍しなくても別に構わないというのがこの球団のスタンス。

 

外国人の補強もやっているように見えて、獲得した選手が活躍しようがしまいが球団的にはどっちでもいい。外国人の補強、編成に使える資金の枠という中で収まればそれでいい。本音を言えば外国人の編成にお金を使いたいわけではないけど、NPBに所属していて他の球団が外国人の補強をしている以上、それをしないのは体裁がつかないからやっているだけの話。

 

外国人が戦力になるとかならないとか、自前で取った外国人が他所の球団で活躍するとかは球団的には関心がほとんどない。外国人に割くお金は5000万以下の外国人4人くらいが球団的にはベストだろう。ただ実際にそれをやると他所の目があるからやらないだけ。