日ハム対ヤクルトファーム戦 生田目、立野評 ルーキー松本根本デビュー ヤクルト今後の2軍戦考

 

ファームの日ハムがヤクルト相手に2試合連続零封勝ち。先発生田目、立野がともに8回零封。ルーキーの松本、根本がともに9回にデビューして1回無失点投球。

 

これは投手がいいピッチングをしたのはもちろんだけどヤクルトの2軍の打線が低調だったことも大きい。この結果を持って生田目、立野が1軍で即通用するかといえばそれは疑問符は付く。

 

ただ二人とも以前と比べれば自分らしさがよく見える投球ができるようになってきたとも思った。生田目は150キロ越えのナチュラルにシュートする球でゴロを打たせる投球。立野は150キロ近い真っすぐを軸にして多彩な変化球で打ち取る投球。

 

立野は去年までは真っすぐが140前半が多かったけどこの日は150近い真っすぐを連発していた。終盤は球威は落ちたとはいえあの真っすぐの威力は1軍でも見てみたいと思えるものだった。

 

ルーキーの松本は馬力はありそうだが粗削りなところはあった。こちらもルーキーの根本は思ったより球速が出てたなと思った。根本は球速よりキレ、コントロールで勝負するタイプだと思っているが今のフォームで球速が出るなら、早い段階で1軍で勝負できるかもしれない。

 

しかしヤクルトは2軍戦が今後できるのか。現時点でもかつかつのメンバー編成のようだし、今日出てたメンバーの何人かが1軍に昇格しているらしい。去年のロッテのように人数不足で試合中止もありうる気がしてきた。