清宮のオープン戦の結果は全部なるべくしてなっている。フォーム、自分の形が固まっていないまま1軍の試合に出ているんだから相手投手との勝負にもなっていない(出会いがしらに振って当たるかそうでないかだけ)。新井氏の言葉を借りれば相手に崩されてるのではなく自分から崩れている状態。
後輩の野村は完璧とはいわないけど自分の形、フォームが固まっているから1軍の投手相手にも勝負ができている。だからいい結果が出れば自信になるし、悪い結果でも次に反省点を繋げることもできる。
清宮は全てに置いてその逆の状態になっている。1軍で公式戦だけで700打席以上立っているけどその経験がほとんど次に繋がっていかない。フォームができていないんだから当たり前の話。多分コーチ陣はほとんどそれをわかっていると思う。
でも吉村GM、栗山監督が清宮の1軍起用をごり押しする以上それに従うしかないのが今の状況。このオープン戦の結果を見てもなお開幕から1軍帯同が続くのか、2軍落ちもあるのか。さすがに2軍落ちの可能性は今年に限ってはあるような気はしているが。。。
野村は結果は大事にしているとは思うけど、自分の形で打席には入れればそこまで結果に一喜一憂はしていないと思う(3年目というのも免罪符にはできるし)。清宮は結果が出ていない焦りが悪循環になっている。自分の形が出来ていないまま1軍の舞台に上がって結果だけを求めて打席に入っているからどんどん打撃が崩れてしまう。
映像で比較したらわかるけど野村の1年目はフォームは今と比べて全然固まっていない。あの状態で1軍で起用し続けていたらいまの清宮みたいに多分なっている。野村は大けがをした後にフォームを見直してある程度形が出来たから1軍でもムラは当然あるが自分の打撃がずっと出来ている。