中日の加藤代表の件について考えると、中日はコロナ禍の中でも大野を残留させたし去年は大島を複数年で残留させた。積極的な補強をするわけではないけど、外国人に関しては毎年しっかり機能しているし、来年も外国人の編成はしっかりやってくるのではと思う。
となればそのしわ寄せが所属選手に来るのはしょうがない部分があるかなと思う(言動に問題があるといわれているが)。これを日ハムに当てはめるなら、日ハムは2年連続5位とチームが低迷する中、有原、西川が流出濃厚。吉川を金銭トレードで放出。外国人はマルティネス、ビヤヌエバをリリースして新しい外国人は4000万のロニーロドリゲスを獲得。
今後もう一人くらい外国人の獲得はあるだろうけど、積極的な補強の動きは無いだろうと思う。有原、西川、マルティネス、ビヤヌエバ辺りを放出して残るお金は多分補強に回らずコロナ禍で苦しい経営に回って、それを所属選手の年俸の捻出に回すと思う。
だから日ハムの契約更改は中日ほど揉めることは多分無さそう(日ハムは事前に簡単な交渉がある分保留がほとんどないともいわれる)。所属選手にとっては、自分のポジションを脅かすような選手を外部から取ることはほとんど無いし、主力がバカバカ流出するから、若手はチャンスも増える。年俸も外国人の編成にほとんどお金を使わない分所属日本人の査定が甘くなる。
ファンからすれば中日のフロントのほうがましなのか日ハムのフロントのほうがましなのかと考えれば編成面で置いては中日のほうがしっかりできているように思う。所属選手からすれば中日より日ハムのほうが選手思いの有難いフロントになるだろうけど(簡単にポスティングも認めてくれるし)。