加藤は便利屋的に難しい起用が多いから、昨日のような火消しからの回跨ぎで失点してしまうのはしょうがない部分はある。村田はやられるときもあるけど、ロングリリーフで試合を作り直す投球でいつもチームに貢献してくれている。
ただ堀に関してはちょっとうーんと思うことが多い。基本的に後ろで1イニングを任せられているが最近は失点は無かったといっても出塁されることが多く安定感に欠けていたし、昨日の試合では村田が試合を作り直して大田が追撃のホームランを打っていい流れになったところの登板で、その流れを失う投球になってしまった。
堀は本当に中継ぎの適性があるのかとも思えてしまう。2年目に菊池相手に先発で試合を作ってチームを勝たせたこともあったし、先発の適性のほうがあるようにも思う。それでも中継ぎを希望するなら、それ相応のものを出さないと信頼感が落ちてしまう。
金子も後ろで短いイニングを投げさせようとすると力んで逆に相手には打ち頃の球になってしまう。それでも後ろで使うのか、先発なり第二先発なりで長いイニングを任せるのか。
ショートスターターというのを取り入れることで、投手の編成、適性を見直すことが多くなっているけどはまっている部分とそうでない部分があるように思う。この辺は投手本人の希望だけでなく、首脳陣がしっかり適性を見て個々に合う起用法を提示してあげないといけないと思う。
加藤なんかは便利屋的な起用が本当にいいのかどうなのか。先発ローテで回すことが一番いいように思うし。いい投手が日ハムは多いと思うけど、起用法で力がうまく出せない投手が多いようにも思う。ショートスターターという戦術のごり押しを投手陣がツケを払わされているようにも映るというか。
