上が2018年の日ハムのファームのショートの守備成績で下が今年のもの。一番左が試合数、右から三番目が失策数で一番右が守備率。
平沼は2018年の3年目までは基本ファームでショートとして試合に出ていた。比較できるものではないという評価もあるけど、あえて失策数、守備率を比較すると3年目の平沼とルーキーの上野は似た感じになっている。
上野は最初の一か月くらいは緊張もあって動きの堅さが見られたがここ1,2か月は前評判通りの守備が見られるようになってきているし、失策も減ったと思う。
平沼は4年目以降は1軍帯同が多いし、サードでの出場が多かったから3年目のときからショートの守備力が向上はあまりしていないと思う。だからショートでレギュラーを取る上で守備に関してどこまで向上できるか。基本的には打撃が重視でショートはなんとか標準レベルに達してくれればという形だと思う。名手といわれるレベルに到達するのは相当難しいだろう。
ルーキーの上野は1年目から守備で非凡なものが見えている。鎌ケ谷の土のグラウンドで3年目くらいまでショートで経験を積めばリーグトップクラスのショートの名手になりうる土台が作れると思う。今のところ守備に関しては上野は順調といえるだろう。
打撃に関しては振る力が圧倒的に足りない。今日の試合では難しいバントを決めていたりしていたから一歩づつバントなども含めて打撃は成長していってほしい。