解説の清宮への苦言、チームメイトの清宮への意識

ツイッターを見ると解説の人が清宮のフォームや育成法について苦言が出ているらしい。はっきりいって正論だと思うけど、そういう声が増えれば、球団にも届くのだろうか。チーム内でも清宮の扱いがチームの負担になっていると感じている人間は絶対にいると思う。清宮は人に嫌われるような性格ではないと思うし、中田や西川にアドバイスを貰うこともあるらしい。

 

そういう主力選手は経験の浅い若手選手にアドバイスをして成長をしてもらいたいと当然思っていると思う。ただ今の清宮を見て、表には出さなくてもあれだけチャンスを貰いながら成長が一切見えないことに内心でいらいらを募らせているのは正直ある気がする。

 

大田なんかは境遇が結構似ているからなのか清宮に積極的に絡む方なのだとか。清宮はどこか触りづらい、絡みづらいところがあるだろうから大田のような選手は清宮には貴重だろう。

 

仮に清宮がキャンプを完走していたり、普段からの練習、試合への取り組み方に必死さを周りが感じていたなら、チャンスを貰いながら結果が出てなくても、周りの選手もそこまで清宮に思う所はないだろうけど、正直そういう必死さを周りが清宮の取り組み方に対して感じてはいないだろうから、余計にチャンスを与えられながら結果が出ないことに対しマイナスの印象を持ってしまいかねない。

 

本当に清宮がチームで孤立してしまう一歩手前の状態かもしれないと思う。中田がベンチでバットに当たっているシーンがあったけど、それ自体は当然よくないけどそれくらいの気持ちを持って試合に臨んでいるということ。

 

2017年にもそんなシーンがあったけど、あのときとは全然違うと思う。あのときの中田は不振を極めていてチームも大低迷していた。今の中田は4番打者としてチームをずっと牽引している。その状況でもあれだけ悔しがれるのを見てむしろ凄いことだと思った。

 

中田は絶対表には出さないと思うけど内心では清宮の贔屓起用がチームを苦しくしていてその尻拭いをずっと自分だけでなく清宮以外の全選手でやっているという思いがあると思う。そんな状態で負けが込んでしまえば、ああいう表現も出てしまう。

 

これも何度もいっているけどこれは清宮が悪いのではなくて使う側の問題。器以上の期待をずっと背負わされる清宮は被害者のほう。球団がそれに気づくことがあるのかシーズン終わりまで気づかないのか。