有原降板の余波、長期政権の弊害

 

完璧な投球をしても勝ちに繋がらない有原。今は我慢するしかないのか今年はそういう年と割り切るしかないのか。

 

前もいったけど7回95球で降りるのは個人的には納得はできなかった。8回は6番からの下位打線というのもあったしこの日の有原の状態ならいっても25球、計120球以内で8回は終えられたと思う。

 

調整期間が無かったとはいっても昨日の登板でローテ4周り目。今までの3回も100球いくかいかないかで終わってるのに4周り目でも100球いかず降ろしていたら確かに先発のコンディションは守れるけど、中継ぎのコンディションはどんどん疲弊していく。

 

失点覚悟、負け覚悟でレベルが落ちる中継ぎの登板機会を増やすならまだ理解できるけど結局投げてるのは勝ちパターンの中継ぎばかり。

 

勝ちがついてない有原に勝ちをつけるために8回から宮西といっても前日の宮西の状態考えるとそこまで信頼できるとも思えなかったしその上捕手を前日ミスをしている清水。

 

栗山監督の采配に疑問を感じるファンが増えるのは当然だと思う。はっきりいえば長期政権の弊害が出ている。若手が最近育ってないのも栗山監督の方法論が通じなくなっている部分はあるだろう。

 

本人もそれを察して一度辞意を球団に出したのに無理やり続けさせているわけだしモチベーションだって落ちているだろう。補強の不備を認めて補強を約束するといって、結局編成的には去年と大差ない。色々な場面で歪みが出ているのが今の日ハム。本当に最下位になったほうが変わるきっかけになっていいところもあるかもしれない。