チームごとの調整の違い

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日ハムと巨人は阪神の選手の陽性反応が出る前にチームとしての活動を止めて個人に調整を任せた。他球団は全体練習を続けていたが、藤浪の陽性反応が出たとたんチームとしての活動を止めただけでなく、球団の施設の利用も禁止して全選手を自宅待機にするところも出てきた。

 

日ハムと巨人は阪神の陽性反応が出た以降はチーム活動停止は延期しているが、施設の利用は禁止せず個人の調整は球団でできるようにしている。

 

NPBが全チームに全体練習の禁止、球団施設の利用も禁止ということをすれば、どのチームもそれに従うしかないけど、今は両方の指示も出ていない。チームごとの細かい違いまではわからないけど、ほとんどのチームが全体練習は止めて、球団施設の利用はチームごとに違う形か。

 

パリーグだけでいうと、ソフトバンク楽天、ロッテが一律活動停止。西武、オリックスが全体練習を続けていて、日ハムが全体練習はやめて、施設を利用しての個人調整は認めているという違いか。

 

公平性でいえば、最初の3チームは不利で後ろの3チームが有利になる。だから最初の3チームに合わせることが公平といえばそうだろう。日ハムに関して言えば、阪神の選手が陽性になる以前から全体練習を止めているし、感染者が出て以降急にチーム方針を変えたところにあれこれいわれる筋合いは無いという感じもあるかもしれないし。

 

ただソフトバンクは試合を阪神としていたので、運が悪く巻き込まれていた形でもあるし、それが理由でチーム活動を全部止めて感染のリスクを抑えようとしている。そういうチーム自体に非が無いのに、活動停止を余儀なくされているところからすれば、少なくとも同一リーグのチームには一律で全部活動停止してほしいという気持ちはあるかもしれない。

 

この問題は公平性、安全性の両面から考えていかないといけないのだろう。