今後の野手の調整、金子コーチの考え


 「もともと3月20日っていう開幕は早い。野球選手って(1年間の)体内時計がある程度できあがっていて、4月1週目ぐらいから調子良くなる人っていうのは、3月20日に調子を上げようとしても無理」

 オープン戦とシーズンを合わせると約150試合。さらにポストシーズンを含めると、最大170試合程度となる。現役時代はその試合数を戦い抜くという考えで、2月のキャンプを過ごしていた。「調子の良しあしを気にしながら、開幕にテンションを上げるっていうことは僕はやってなかった。だから2011年のときも、どの試合も同じような気持ちで取り組むっていうのは当たり前のこと」と何かを変えるようなことはなかった。

 「だから(練習と試合を)消化していくしかない。その中にメリハリをどう付けていくのかはわれわれの仕事。特に今年は小笠原さん(ヘッド兼打撃コーチ)のこともあって、練習量、バットを振る量っていうのはすごく意欲的にやっている。それは継続してやっていけばいい」

 

投手は期間が空くのは心配だけどある程度状態はいい。去年得点数が5位で昨日完封を食らった野手は課題が多いが、今後の調整に関しては小笠原コーチ、金子コーチを中心にやっていくしかないだろう。

 

清宮が小笠原コーチに指導を受けてる映像が流れていたけど、延期になった開幕までの期間で清宮だけでなく、全部の選手がもう一度キャンプの時のように振り込んでいく期間に充ててほしい。