去年の3,4月の成績を振り返ると投手は先発は頑張ってくれたけど、中継ぎが安定しなかった。野手は概ね低調で得点力が不足した。
先発はローテの柱のマルティネス開幕前に離脱したが、有原と不安定なときもあったが上沢がローテの軸としてチームを引っ張ってくれたことが、野手と中継ぎが低調でも5割の成績で終えられた理由だった。
去年の中継ぎは石川直、ハンコック、宮西という勝ちパターンで開幕したが、石川直とハンコックが失点を重ね中継ぎの安定感を欠いてしまった。そこを救ったのがトレードで加入した秋吉だった。
今年のシーズンを迎えるにあたって先発ローテと勝ちパターンをどう作っていくかが、まず大事になってくる。
先発ローテは
有原 ロドリゲス マルティネス 杉浦 バーヘイゲン 加藤(金子)
というのが今のイメージのように思う。外国人3人は登録抹消を繰り返す必要があるからそこの間に河野や他のローテ候補が入ってこれるか。
中継ぎの勝ちパターンは
秋吉 宮西 石川直
というのが今のイメージだろう。ただ石川直は守護神としての期待値が高いのになかなかそこまでの信頼感を得る安定感になっていない。今の感じだと玉井あたりをそこに入れたほうがいい気すらしてしまう。
中継ぎの鍵は開幕までに石川直が状態を上げて信頼感を得られるかというところだと思う。