国内キャンプインのメリット

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今年のキャンプは名護球場が改修されたことが注目されているけど、5年ぶりの国内キャンプインということで、アメリカまでの移動、時差の負担が無くなったことの方がチームへの影響は大きいと思う。

 

去年の日程を見ると、日程の中に移動休日、移動練習というものが含まれている。これは時間的にも、体の負担的にもマイナス面が大きい。それが往復分あるわけだし。

 

去年の今頃を振り返ると調整の時間も含めて28日の夜には飛行機に乗る必要があったし、時差の関係で他球団より15時間くらいキャンプインが遅くなってしまった。

 

コンディションでいえば、最初は時差の調整があるし、すぐにMAXの状態にはできない。それも時間が経てば徐々に上がっていくだろうし、アメリカでのキャンプが終わるころにはいいコンディションにはなっていただろう。でもその後日本に戻るための移動や、時差調整が再度入る。

 

それでコンディションが多少リセットされてしまう部分も出てしまう。そういう積み重ねが他球団との練習内容との差に繋がってしまうところもあったと思う。そういうマイナス面が今年は無く、練習に集中できる点は凄く大きい。

 

後は球場が改修されてよくなった環境の中で、個々がいかに意識を高く持って充実した練習ができるか。コーチ陣がどういう指針で練習メニューを作って指導できるか。ここがうまくいくなら近年では一番いいキャンプに出来ると思う。特にコーチ陣のキャンプへの準備は凄く大事になる。秋季キャンプがいい意味で予行演習になっていれば、いいのだけど。