王柏融、ビヤヌエバ育成考

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日ハムの今季の一番のポイントは多分この二人が成績を残せるかが一番の鍵になると思う。仮にこの二人が去年と同じような成績なら、日ハムの浮上は難しい。

 

本当ならもう1人日本で実績のある外国人野手を取ってその上で、チームを編成すればまだ外国人野手が機能しないリスクを抑えられた。でも今年の編成は去年成績を残せてない選手二人の編成になっている。

 

この二人が2年目にどう日本の野球に対応するのか。それができなかったときのリスクはどうなるのか。不安要素は山ほどあるし、この二人と心中するしかないのが今の日ハムのチーム状況だ。

 

そこのリスク対応を球団がどこまで考えているのか。王、ビヤヌエバの両選手も活躍できなかったときのチームへの責任をどこまでわかっているのか。今のところは両方全然見えてこない。

 

今の日ハムの環境は素質があるといわれる選手を、実際に活躍させられるようにできるものには無いと思う。なんかそういう選手の実力を引き出せるという変な自信というか慢心が球団にはあるみたいだけど、近年はそれを出来ていないということも理解すべきだと思う。

 

少なくとも今までと同じやり方ではうまくいかない可能性が高いと思う。それをわかって何か違うやり方もあって二人を何とかする自信があるのか。今までどおり試合に出しておけば何とかなるという考えなのか。もし後者なら今年も去年と同じようなシーズンになると思う。

 

王、ビヤヌエバの二人も、日本に来て2年連続で成績を残せないという事はこの世界で、成功する上では相当後退することを理解しているのかどうか。日本に来た外国人は最初のチャンスをものにできないと一気に次の契約では苦しい物になってしまうのは今までの外国人の契約をみてもわかる。

 

王、ビヤヌエバのように1年目の成績でもう一度チャンスが貰えるのは稀なこと。それを理解して、死に物狂いで2度目のチャンスを掴むんだという気持ちでキャンプインしてほしい。