外国人が機能しないということは、結果として日本人のチャンスが増える。投手陣はそのチャンスを生かした選手が多かったと思う。外国人のロドリゲスは4人いた投手の中では実績から4番手という位置づけだったと思うけど、結果的には唯一しっかりチームに貢献できた。
野手のほうはどうだったか。外国人野手で唯一の選手だった王柏融はレギュラー確約の立場での入団だったけど、数字が残せなかっただけでなく、怪我で330打席くらいしか試合に出られなかった。これはそういうチーム編成にした球団の責任なんだけど、王柏融が成績を残せなかったことは、チームの得点力の低迷に繋がってしまう。
他の日本人野手も、外国人の野手がほぼほぼ機能しなかったことで多くチャンスを与えられたのに、それをものにできた選手はほとんどいなかった。この差が投手の成績はよかったが、野手の成績がよくなかった原因だろう。
で来年どうするのか。同じような編成にして、また若手や王に多くチャンスを与えるのか、外国人野手の人数を増やして、競争を激しくするのか。
