今年の２軍の内野の守備を見ると、野村がサードを守ることが多く、次が今井になっている。野村は次代のサードのレギュラーとして育てたいために多くの出場機会を与えているけどバッティングの内容を見ても、かなり時間が掛かるように思う。
今井は１年目からファーストでの出場機会がほとんどで、たまにサードとして守ってるくらい。球団は今井をサードのレギュラーとして育てる気はあんまり無いのかなと、起用法からは見えてしまう。
ただ１軍のファーストには中田も清宮もいる。今井がこの二人を退けてファーストのレギュラーを取れるかというとさすがにそれは無い気がする。今井が１軍で打ちまくって、中田や清宮の成績が悪くても今井がファーストのレギュラーを取ることは無いだろう。
それなのに今井は２軍でファーストの経験ばかり増えているというのは、育成やチームマネジメントとして方向性がよくわからない。フェニックスリーグでもたまに今井がサードに入ることはあっても基本的にはファーストに入ることが多い。
高濱が５年目で戦力外になっていることを考えても、ドラフト下位で来年４年目の今井もここ２年くらいで１軍で結果を残さないと、いつ戦力外になるかもわからない。今井が生き残るならサードでレギュラーを取るしか無いとはっきりいえるチーム状況なんだし、そこで勝負してほしいと思う。
それなのに球団はファーストでばかり今井を起用しているのは、ちょっと理解しにくいところがある。ドラフト下位の選手にはチャンスがあまり無いのはしょうがないことではあるけど、今井をずっとなんとなしにファーストでばかり起用していたら、なかなかチャンスは出てこないように思う。
