佐々木日ハム獲得できずの感想

1位指名した佐々木の指名権を獲得できなかったのは、もちろん凄く残念だった。ただ冷静に考えると、今のチーム状況でこれ以上高校野球のスターをじっくり育成できる余裕はないようにも思う。

 

清宮、吉田輝ともに高校野球のスターを日ハムは1位指名したけど、二人とも1軍で戦力になるメドは今はまだ見えてない。他の若手も1軍で戦力になれる選手はほとんど育ってないような状態。

 

そういうチーム状況の中また高卒の選手を多く指名したら、チームの基盤はなかなか安定することは難しいと思う。今の日ハムのチーム状況は主力の毎年の放出に、若手の育成が追いついていかずそれが今のチームの低迷に結びついている。

 

ドラフトの指名が即戦力多めだったのは、まず1年ある程度土台を固めて1軍のチームが安定して戦えるようにすることを優先したからではないだろうか。その土台が無いのに若手を育成するばかりの方針はチームの体力低下に繋がってしまう。

 

まず1年足元をしっかり見て、補強する所は補強する、若手を育てるために1軍で起用する所は起用するし、若手を偏重して起用することはしないで、主力、ベテランらのバランスもしっかり取っていく。

 

来年、ないしもう一年くらい必要なのかもしれないけどしっかりチームの基盤、土台を安定させた上で、また高卒選手を積極的に獲得なり、1軍で起用するなりというやり方も無理なくできるようになってくる気がする。

 

抽象的な表現が多くなってしまったけど、まずは清宮、吉田輝をチームの中心とまではいわなくても1軍の戦力になるまで育てることが、大事なことになると思う。内容がとっちらかってしまったがまとめると、佐々木の指名権が獲得できなかったことをいい風に捉えて、来年1年しっかりシーズンを送ることをまずは考えようという感じだろうか。