個人的には栗山監督の去就はどちらでもいいかなと思う。本人と球団の話し合いの結果でどっちになったとしても納得はできる。
球団側が慰留するなら、来年は補強に関しては全面的なバックアップを約束する必要があるだろう。今年に関しては外国人はロドリゲスの一人しか機能しなかった。その状況にもかかわらず途中補強に動くことは無かった。
今年に限った話では無く、毎年予算を区切っているのでその中での補強、編成しかせず栗山監督に責任を毎年丸投げしているような形になっている。その中で8年間これだけの成績をおさめた栗山監督は自分は凄いと思う。
来年は王柏融、ロドリゲス、マルティネスが残るなら、長打の打てる外国人野手を1人、できれば二人。投手も一人か二人。外国人を計6人体制くらいの編成をしないといけないだろうし、必要があるならFAでの補強にも動くべきだろう。
それくらいの編成面でのバックアップを約束した上で栗山監督の慰留をして初めてフロントが責任を認めたことになるのではないだろうか。編成面のバックアップの約束無しで現日本代表監督の稲葉氏の繋ぎのためにもう一年だけやってくれないかという慰留の仕方なら誠意ある対応とはいえないし、栗山監督が退任しても、仕方のないことだと思う。
