ショートスターターに関しては、賛否両論でむしろ否の意見のほうが多い。ショートスターターなんかやらずに加藤、ロドリゲス辺りは普通にずっとローテで回した方がよかったというのも考えとしてはわかる。
ただショートスターターをすることで、普通の起用じゃできない経験を積むことができた投手も多いだろうし、一概にショートスターターがいい悪いをいうのは今は難しいかなと思う。
中継ぎの負担に関してだけは先発がイニング数を稼ぐ前に降りるので増えているのは間違いない。その影響を1番受けているのが玉井で次が公文かなというのは登板数を見ると思う。特に今月は負けられない試合が続くという事で、玉井、公文の登板頻度が今まで以上に多い。だから二人が疲れから失点しまうことがあってもあまり責めることはできない。
宮西、秋吉は投げる場所がほぼ決まっているし登板数もそこまで多いわけでは無いのもあってある程度安定した投球が多い。そこに続く中継ぎは井口、堀、西村あたりだけど、井口は数字はいいものを残しているけど、起用法を見るとそこまで信頼されている感じもないのかなと思うし、堀、西村はまだ力不足のところはある。
でも全体的には頑張っているかなという印象を自分は受ける。もし中継ぎの失点が増えているならそれは、外国人投手が機能せず中継ぎの戦力になっていないから、日本人投手の負担が大きくなっていることが理由として大きいと思う。
中継ぎのチーム防御率は、ソフトバンク、楽天に次いで3位だけど外国人が機能しない中でこの数字はよくやっているという風に思う。2016年はマーティン、バースがいたし、2017年はマーティンが安定した投球で中継ぎを引っ張ってくれた。
今はそういう外国人投手がいない以上、日本人の中継ぎがいくら頑張っても1年中継ぎが安定するのはかなり大変だと思う。裏を返せば日本人の中継ぎが1軍で投げる経験を多く積めるので、いい中継ぎ投手に成長できれば、戦力として大きいけど、そこばかり見てもなかなか優勝を狙うチームとしては厳しいものがあるし。
下の記事でも書いたことと同じだけど、チーム編成、外国人補強がうまくいってない時点で、試合に出ている日本人選手には余計に負担が掛かるので、その中でいい結果を望んでもその通りいかないのはしょうがないところはある。