長打とタイムリーの割合


日ハムはレアード放出で長打が大幅に減ったので、繋いでタイムリーで得点を上げることが一番の得点源になっている。そういう打線の編成の中ではむしろよく点数が取れている方に思う。


相手チームにすれば長打があまり無い日ハムは、繋いでくる怖さはあるけど、一発長打の怖さはあまり無いので、長打の警戒をあまりせず、ストライクゾーンで大胆に攻めていくことができると思う。相手側が怖い打線は長打もあるし、繋いでくる打率も高いという両方を兼ね備えている打線が一番怖さがあると思うけど今の日ハムにそれは無い。


だから繋ぐことができている内はいいけど、それができなくなったときに、長打の怖さも無いから相手側からするとかなりやりやすい打線になってしまう。それが今の低調な打線の状態に繋がっている。


レアードが残っていれば凄くバランスのいい打線になって、敵チームはかなり嫌な印象を持っていたと思うので、今のチーム状況がもどかしいし、もったいなかったという気持ちにもなってしまう。


得点が基本的に得点圏でのタイムリー頼りなので、得点圏での打者のプレッシャーはより大きくなる。今までは大なり小なり波はありながらなんとかなったけど、長打があまり無い中の打線を続けてきたことが、ボディブローのようにダメージになって8月にそれが大きなダメージとして現れて打線が機能しない状態に繋がっているというのは考えすぎだろうか。