8月の失速、打線考、レアード考

現時点でのチームの評価は何度かいってるけど投手陣は、上沢、マルティネスが離脱。外国人投手で機能しているのがロドリゲスだけという中よく踏ん張っている。注文がある投手も中にはいるけど、全体的には頑張っていると感じる。

 

誤算は打線のほうに多い。さすがに8月にここまで急失速するのは想定はしてなかった。長距離砲のレアードの穴を、新加入の王柏融だったり、去年同様の主力選手の活躍、渡邊、石井辺りの台頭で今までは補えて来たけど、8月に入ったあたりから、個々の不調や、怪我の離脱でこれまでのように補え切れなくなってきたことが打線の急降下に繋がっているように思う。

 

レアードが残っていればという仮定は確かにしたくなるけど、実際離脱してしまっている以上今いる選手が穴を埋めてやっていくしかない。ただ結果として8月に入ってから去年以上の失速をしてしまっている。

 

残りが30試合以下になろうとしていく中で、このまま今の状態がずるずる続くことは絶対によくない。優勝が難しくなったとしても、残り試合の中で少しでもいい結果を残せるように試行錯誤していかないと来年に繋がっていくものも少なくなってしまう。

 

レアードがいなくても、今いるメンバーが成長することでいたときと同等以上の打線を作っていかないと、レアードがいなくなったからどうのこうのという意見をずっといわれてしまいかねないと思う。

 

来年以降チーム編成でまた長距離砲獲得に動くかもしれないけど、それはまた別の話で今は残り試合の中で、個々がもう一回いい形にできるように、それをチームとしていい打線にできるようにやっていくことが大事になると思う。

 

 

打線の中に多少打率が低くてもホームランを多く打てる選手がいることで、その前や後ろの打率や出塁率が高い選手が生きて、相乗効果で打線の破壊力が増す。今年はレアードがいなくなって長打を打てる選手がいなくなったことが、近藤や西川のような出塁率の高い選手への攻め方が変わる要因になってしまうこともあると思う。

 

それが8月に入っての打線全体の不調に繋がっている可能性もあるように思う。話がとっちらかったけど、レアードがいない事実が変わることは無いので今いるメンバーが、その中でまた得点を少しでも増やせるような打線を作り上げていく必要があると思う。

 

18年に大谷がいなくなって、19年にレアードがいなくなって、それでもチームは得点を取っていかないといけないわけだし、今いるメンバーがそういう選手がいなくなったならなおさらチームの中心選手として打線をけん引していかないといけない。