去年と今年の日ハムの違い

去年の日ハムは下馬評、順位予想では多分12球団で一番最下位予想が多かったと思う。そして日ハムの選手も、シーズンイン前は表向きは優勝を目指すといっていたとしても内心は本当に優勝争いができるのかなと懐疑的なところを持ってたんじゃないかと思う。

 

シーズンイン後はそういう評価の中でも1試合1試合とにかくがむしゃらに死に物狂いで戦い抜く中でチームとして成長しながら8月頭までは優勝争いをしていた。結果的には終盤失速して、3位に終わったけどCSの戦いも経験できた。

 

今年のキャンプと去年のキャンプを比較して解説者の評価が今年のほうが高い評価をしている、その理由として王柏融、金子の加入が刺激になっているおかげといわれているけど、それと同じくらい去年最低レベルの下馬評の中、夏前までは優勝争いをした経験、自信が優勝を意識した充実したキャンプに繋がっていると思う。

 

去年と今年の日ハムのこの時点でのチーム状態を比較すると雲泥の差があるのは間違いない(下馬評からして違うし)。もちろん本格的にオープン戦に入ってからボロボロ課題が出てきたり、シーズンに入ってからボロボロほころびがでる可能性もあるんだろうけど、そういうことを考えるより、開幕に向けてキャンプでやってきたことをいい形で繋げて万全の準備を整えることができれば、去年と別物のチームで開幕を迎えられると思う。