去年と今年の日ハムの違い

去年の日ハムはシーズンを通してのペース配分を考える余裕は無かったし、開幕からとにかく上位に食らいつくということだけでシーズンを戦っていた。そのがむしゃらさが功を奏して上位チームに食らいつくことができていたけど、後半は地力、選手層の違いで失速し、優勝争いから大きく遠のいた。



去年は再建ありきのシーズンだったし、後半戦の失速を見込んだ補強だったり、疲労のマネジメントをする選手の起用法を考えたり、選手もシーズンを戦い抜くための体力作りをしてシーズンに臨めなかった。今年はそういう去年の反省を生かしてオフからチームも選手も練習に取り組んでいるし、フロントも選手層の厚みを増すために積極的な補強に動いている。


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来シーズンは選手たちに休養できる機会を与えるようにしたい。昨シーズンはニック・マーケイキスとフレディ・フリーマンは毎日(全試合)出場し、(オジー・)アルビースもほぼ毎日(158試合)に出場している。そこでヨハンはセカンドもショートも守れるし、ジョシュが休みが必要な時はサードもできる。また場合によってはファーストや外野に回ってもらうことも考えていきたい。とにかくベンチ選手を含めて選手層を厚くして、すべての選手がフレッシュな状態を維持できるようにしていきたい。


今年は球団としてもこんなイメージで取り組んでいると思う(あくまで想像)。これがきれいにはまるかは全然わからないけど、去年と比較すればシーズン1年という所を見越した上でのチームマネジメントを考えていると思う。これだけ準備した上でも後半失速したならもうしょうがないだろう。