キャリアハイを出すための条件、休養と若手育成の両立を目指す選手起用考

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日ハムの去年の野手の成績を見るとキャリアハイといえる数字を残した選手はいなかった。近藤が終盤失速しなければとか、大田泰示死球で骨折しなければキャリアハイといえる数字になってたかもしれないけど。



西川、大田、近藤、中田、中島が今年もレギュラーに近い形で試合に出ると思う。この中から一人でも多くキャリアハイに近い成績を残す選手が出てくることが、優勝するために必要になるはず。



そのために必要なことは去年のシーズンに出た課題を克服するために技術を磨いたり、終盤失速しないために体力をつけることだろうし、そこは必死に取り組んでいると思う。それ以外で必要なことがコンディション維持のための環境を整えることだと思う。



札幌ドームの人工芝が今年更新されるということなので、その質次第でコンディションの管理はかなり楽になるのではと思う。ただそれにも限界があるので、選手起用を工夫することで、休みを適度にいれて疲労の蓄積を軽減してほしい。



できれば1週間に1日、難しくても2週間に1日くらいはレギュラー選手も休みを取れるような選手起用を目指してほしい。そのためには控え組のレベルアップが不可欠になってくる。控え組がレギュラー組に近いくらいの力をつければ、チーム力の向上にもつなげることができる。これから主力になってほしい選手に経験値を与えることもできるので、選手の育成に置いても凄く有効だと思う。



全試合出場という目標を掲げる選手が多いけど、それにこだわって終盤パフォーマンスが落ちるなら本末転倒にも思える。1年通してパフォーマンスを安定させるためにも、レギュラー組も適度に休養を与える選手起用を目指してほしい。


https://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/8/memberlist?type=b&ord=2&srt=1


去年でいえば西川、中田が140試合出場でほぼ全試合に近い形で試合に出場している。この二人はチームの核といっていい選手なので、スタメンから抜けるとそれだけでチーム力が確実に落ちてしまう。だから怪我をしてないのにスタメンから外すというのは難しいところはある。そこをあえて2週間に1度でもいいので、スタメンから外せるくらいの選手層が優勝するためには必要になるのではと思う。