順位予想とか計算できる戦力とかについて

色々順位予想が出てきてるけど、ピンとくるものって去年からほとんど無い。これは自分がまだプロ野球を見始めて2年くらいだから、感覚が普通のファンとやや乖離してるところが理由としてあると思う。順位予想自体はおもしろいと思うし、どんどんやってほしいとは思うけど、できるなら去年のシーズン前の順位と並べて書いてほしいくらいのものはある。



今年だけの予想を並べられて、ほんとにうなずけるものってあんまり見たことが無い。仮に結果的にピントがずれてても、去年と今年の順位予想や分析を並べた上で書いてくれた方が個人的にはうなずけると感じる部分があるかもしれない。



今年の日ハムは去年と比較すればいい順位に予想する人が多い。若手中心のチームで1年戦って経験を積みながら3位に入って、その上で弱点を補強したんだからそういう傾向になるのはわかる。ただ結構指摘されている通り補強した選手は未知数な選手が多いからうまく機能しない可能性はある。となると去年と大差ない戦力での戦いになる可能性もある。



日ハムは毎年未知な部分が他球団に比べて多いから、予想がしづらいといわれるし、安定感に欠けるところがある。あと現場やファンの中でもとにかく計算できる戦力の獲得が凄く評価される傾向があるのが、プロ野球というかプロスポーツの世界なんだなと思う。計算できる戦力の獲得は他球団で主力として活躍した選手の獲得のことだけど、今年でいえば、丸、浅村、西、ガルシアあたりがそれ。



昔でいえばデスパイネ、サファテ、内川、イ・デホ、岸。ゲレーロ辺りの獲得は、チーム力アップの可能性は一番高い(同リーグなら相手チームの戦力ダウンも同時にできる)。絶対とは言わないけどほぼ高い確率で活躍が見込める選手。こういう獲得をしたチームを高く評価するのは当然のことではある。




それはわかるんだけどNPBで活躍した経験の無い選手(王柏融とか)や、若手の伸びとかを戦力として一切計算に入れようとしない人が多いのが自分は違和感があるのは確か。日ハムは他球団で主力として活躍した選手の獲得はほとんど無いし、計算にいれずらい選手を戦力としていかに戦うかが毎年の鍵になるチーム。そういうチームを一切評価しようとしない見方が結構見受けられるのが違和感があるなというのはよく思う。



色々見方があって当然なんだけど、計算できる戦力で固めたチームは確実に強いけど、ワクワク感にやや欠けるというか、日ハムみたいに未知な要素が多いチームのほうが、見てて個人的には楽しみは大きい。確実な勝ちを多く見たいというファンにはソフトバンクみたいなチームのほうが絶対あってるだろうし、こけるリスクはあるけど、未知な部分をワクワクして見たいというファンは日ハムみたいなチームは見てて楽しいんじゃないかと思う。