ぎりぎりの勝ち方と余力を残した勝ち方

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去年1年の戦いを振り返ると厳しい試合が多かったというのが印象にある。勝つときは上位チームでも下位チームでも関係なくほとんど僅差の試合。負けるときは大差でボロ負けというものが多かった。

 

多く主力が抜け、層が弱くなった選手層、若い選手がほとんどのチーム構成じゃそれは仕方がないことだった。シーズン中盤までは優勝争いをしていたがシーズン後半は経験の浅さと、シーズン序盤からぎりぎりの戦いをしてきた疲れ、選手層の弱さが重なって失速してしまう形に終わった。

 

裏を返すと若い選手中心のチームで1年ずっと苦しい戦いをしてきた経験は他のチームには得難いものだったと思う。そのことをマルティネスはいっているのだろう。

 

今年は去年のように開幕からずっとぎりぎりの苦しい試合ばかりというシーズンには個人的にはしてもらいたくない。去年の苦しいシーズンはいい経験として力にしてほしいし、フロントも去年のように苦しいばかりのシーズンにならないよう少しでも戦力を整えようと積極的に補強に動いた。

 

今年のテーマがあるなら去年の経験を力にした上で新加入の戦力を融合するということじゃないかと思う。

 

今年はぎりぎりの勝ち方だけでなく、余力を残したような勝ち方を増やしていくことが重要なシーズンになる気がする。