日ハムの過去の左バッターの育成、王柏融はどうなるか

日ハムの過去も含めたバッターの成績を見てみると、右打者で3割打ったのはここ数年では中田が一回(古くは高橋信二や小谷野)で、左は糸井、田中賢、西川、近藤らが3割以上の数字を残していて、大谷も規定に達してはいないけど3割以上の数字を残した。昔でいえば小笠原も何度も3割を達成している。



あまり意味の無いデータかもしれないけど、日ハムはやや左打者のほうが育っている傾向はある。その傾向に当てはめるなら王も左バッターとして、過去の3割を超えたような選手と同じように育ってくれればと思う。



前にも言ったけど、王柏融の育成モデルとしては大谷翔平と近藤健介が一つの目安になっていると思う。この二人の良いとこどりをして、長打力とミート力を併せ持ったバッターに育ってほしい。環境面でいえば、台湾出身の陽岱鋼が日ハムで育っているので、同じように王柏融がやりやすい環境を球団が整えてくれると思う。王にとっては初めての異国でのプレーということを除けばかなりプレーに集中しやすい環境になると思うけど、その中でどれくらいポテンシャルを発揮できるか。



自分には通用しないという声のほうが多く聞こえるけど、その声を跳ね返すために球団は精いっぱいサポートしてほしいし、王もそのサポートの中で伸び伸びプレーしてほしい。