日ハムの来季の構想、派手な野球に必要なこと

西武対ソフトバンクを見るとホームランが飛び交う試合で今年を象徴してるような試合だった気がした。個人的には大味な試合より、小技が多い試合が好きだけど大味な試合が駄目とかは思わないし、一つのスタイルとしては凄く今の時代に置いて優れていると思う。



日ハムも今年はそういうスタイルは無理だけど、来季はそういう方向性も取り入れてほしいとは思っている。細かく1点を取りに行くような野球と、派手なホームランが連発するような野球を合わせたようなスタイルを来季は目指してほしい。



そのためには一番は清宮がリーグ屈指のスラッガーに成長してくれることだと思う。焦らせることはしたくはないけど、1年でも早くそういう姿を見たい。今年はいい形で経験を積んで今のところは順調にも思えるけど、もう少し早く結果を出してほしいとも思ってしまう。清宮が日ハムの中心打者になったら打線の破壊力は倍増するのだけどそれがいつになるか。


それ以外で必要なのは、大田泰示、浅間のどっちかなのか、両方なのか二人が高い数字を残してくれること。大田は7月の怪我が無ければ、ホームラン20本以上は多分打ってたと思うけど、怪我して離脱した結果、浅間や清宮のチャンスが増えて経験を積ませられたので、そこは怪我の功名だった部分もある。浅間は怪我でずっと苦しんでたけど、今年後半になって本領を発揮し始めたし、1軍の経験が増えればもっといい打者になると思う。ただ外野の枠が選手が多すぎてチャンスをどうやって得るかが一番の問題にはなってきそう。



最後がセカンドのポジション。今は渡邊が多くチャンスを貰って、結果はかなり残してると思う。来年以降も順調にこのままいくならレギュラーとして、主力選手になるのではと思うけど、多分そう簡単にいくとは思えないし、今年の残り試合に置いても渡邊が結果を残すのは簡単ではない気がする。来年以降セカンドで打てて守れる選手が出てこれるのかは日ハムのチーム力を凄く左右する部分になるはず。



今年に関しては、層が厚くない中、僅差をものにする野球でなんとか上位を争ってきたけど、来年以降はそういう野球だけでなく、派手な打ち合いでも負けずに渡り合えるようなチームを目指してほしいと思う。


西川
大田(浅間)
近藤
中田
清宮
レアード
渡邊
清水(鶴岡)
中島



来年はこういうオーダーを見て、凄く破壊力がありそうって思えるようになってほしい。今だと清宮は6番に置かざるを得ないし、結果レアードが5番になるけど、打率2割3分の選手が5番だと打線がなかなか繋がらない。けど今年はその中でやるしかない。


イメージとしては大田が2割7分25本。清宮が2割7分20本、レアードが2割5分30本みたいな打線に来年はなってほしい。渡邊も打率2割7分10本くらいをセカンドで打ってくれればって感じだけど、そんな簡単にはいかないだろうとは思う。



今年の残り試合の中でも来季の構想が見えるような打線が見られるといいけど、多分1点を細かく取りに行く形が多くなりそうかなという気がしている。