日ハムが3点以内に抑えた試合の勝敗、セカンドの守備

日ハムが3点以内に相手を抑えた場合の勝敗は52勝10敗3分になっている。シーズンの勝ち星が65勝なので、勝ちのほとんどが3点以内に抑えた試合での勝利になる。だから日ハムが勝つには3点以内になんとか相手チームを抑えることが大事になる。それをやるために大切なことは投手が頑張ることが一番だけど、堅い守りで投手を助けることが凄く大事になる。


日ハムの守備で一番穴になってしまうのは二遊間、特にセカンド。ここを開幕から固定できないことが守備の不安定さに繋がってしまっていた。7月以降は渡邊がほぼ固定になっているが、守備が安定してるとまでは言い難い部分がある。まだ1軍経験も少ないのでしょうがないところはあるけど、少ない残り試合やCSでしっかり守れるように、バッティング以上に守りに対する高い意識を渡邊には持ってほしいと思う。


首位西武は3点以内に抑えた試合の勝敗は39勝7敗2分になっている。シーズンで72勝してるので割合的には多くは無い。


日ハムは5点以上取られると9勝39敗と圧倒的に分が悪いが、西武は23勝37敗と日ハムと比較して圧倒的に勝っている。このデータから日ハムが5点以上取られるとほぼ勝つのが難しいけど西武は5点以上取られても、全然勝つチャンスが残っているくらい得点力があることがわかる。


この比較から日ハムと西武は試合のスタイルがかなり真逆に近い形になっていることがわかる。上でも書いたけど日ハムが高い確率で勝つならいかに相手チームを3点以内に抑えるかが大事になる。そういう試合運びをシーズンの残り試合、そしてCSでどれくらいできるかが、勝ちを一つでも増やすためには大事になると思う。ロースコアで粘り勝つような試合を一つでも多くできるようにしていってほしい。