日ハム西武に敗れ、5カード連続勝ち越し無し

西武との3連戦はコテンパンにやられてしまったけど、このカードに限らずずっとカードは負け越してるので今のチームの現状がそのまま出たともとれる結果。近藤や西川、レアードは疲労で切れが無くなってるような状態だから、このタイミングで一度チームをリセットするような形も考えたほうがいいかなと思う。



日ハムは移動が他チームより倍大変だし、球場の環境も他より劣悪な分選手の負担(特に外野)も倍ある。レギュラーで出続けてる選手は、疲労のピークが今来てるだろうしそれが8月に入ってのチームの低調に繋がってると思う。最下位予想が多かった下馬評、戦力でずっと首位争いをし続けてきたわけだし、その分の負担も大きい。



だから8月に入っても失速しないで優勝争いをし続けるなら、今以上の戦力の厚み、地力を増す必要があるのかなと思う。何回か書いたけど今の札幌ドームの環境で外野手として試合に出続けるのは負担が半端じゃないので、パフォーマンスへの影響は避けられない。それをもろに受けてるのが西川と近藤。だからローテーション的に休みを取れるところは取りながら試合に出るのが理想ではある。



ただ西川、近藤の穴を埋められる選手がいないし、大田泰示が骨折で余計層が薄くなってしまい、西川、近藤が出続けなければならないチーム事情だった。野手陣の調子が最近低調なのはそういう面も大きかったと思う。投手陣も下馬評からすれば健闘してるのは間違いないのだけどやっぱりここっていうところでまだ層が厚くないという弱点が出てしまったのかなと思う。



日ハムの今の順位とかチーム状況とかは、今の戦力、地力の限界に思える。あくまで今後もそのチームで上を目指していくのか、去年の後半戦のように来年の主力になってほしい選手に経験値を与える機会を増やしてチームの地力を増すような方向にしていくのか。今のチームにプラスして、浅間や渡邊が実際出場機会を増やしてるし、堀や杉浦(肩の故障は心配だけど)みたいなローテの柱になれそうな投手も出てきた。栗山監督ならあくまで勝ちを目指しつつ、若手に成長の機会を与える采配も実際にやってくれるとは思うんだけど、やっぱり両方というのは凄く難しい。



自分の中ではもう来季を見据えたような感じになってしまうけど、やってる選手たちはリセットするところはリセットして、残り試合が少なくなってきた中で、目いっぱいやってほしい。




堀、浅間、渡邊はこういう苦しいチーム状況の中で一気に主力選手に駆け上がっていきそうな予感を感じさせた。この3人だけでなくこういう選手が他にも出てきてほしい。去年のチーム状況から大谷ら主力選手が多数抜けたチームを一年経たず、優勝争いをするのはやっぱり時間が足りない面はある。中継ぎなんてほぼ更地のような状態から作ったわけだし。あのチーム状況から翌年によくここまで戦ったで終わるのか、まだ試合は残ってる。戦いはこれからっていうのを見せるのか。