西武日ハムの内角攻めの意識の違い

http://d.hatena.ne.jp/iippanashi/20180330(近藤の怪我の懸念と西武投手の内角攻めの是非 )


この2試合もそうだし、去年からもそうだけど、西武のバッテリーと日ハムのバッテリーでは内角攻めの意識が違うように感じる。この2試合だけでも日ハムの選手はのけぞるように避けるシーンが何度かあったし、実際二度死球を食らっている。西武の選手でそれがどれだけあったか。


投手が捕手に内角を要求された際どういう意識で投げてるか。内角だから打者に当てないようにしないといけないと思って投げるのか、内角だけど当てるのを恐れず思い切って投げるか。日ハムは前者、西武は後者みたいなイメージに感じる。結果内角に投げるボールが甘くなって真ん中よりのボールになるか、バッターのほうにコントロールミスして死球を与えるなり、ひっくり返るくらい避けるような投球になるか。


打者に当てるのは決してよくはないが、それを怖がるばっかりでは打者が何もプレッシャーなく気持ちよくスイングができてしまう。西武は去年は多和田が西川に欠場になる死球を当て、今年も中田とアルシアが当てられ、近藤も仰け反るような攻め方を何度もされている。


それなのに日ハムのバッテリーは内角を攻める際、相手に当てないようにというやさしさが出てしまっている。西武には去年からずっとやられっぱなしの状態。少なくとも対西武に関してだけは、あれだけ内角攻め、死球攻めを食らってるのだからやられたらやりかえすという気持ちがないと、同じ展開が多くなる。西武だけは日ハムに対して、同程度の内角攻め、死球攻めをされても、文句はいえない立場だと思う。今日以降特に対西武に関してだけは、内角を仰け反らせるくらいの攻めを何度もしてほしい。内角攻め、死球攻めをやった側は、自分は2倍返されても文句はいえないと思ってるので、そういう気持ちを持って対西武戦に臨んでほしいと思っている。