オープン戦の結果、内容、序盤、終盤の違い

https://www.baseballchannel.jp/npb/44870/(オープン戦成績がシーズンに及ぼす影響は? 勝負は最後の1週間【小宮山悟の眼】)

真剣勝負に近い形式になるのは、ローテーションを務める投手が長いイニングを投げ始める最後の5、6試合だろう。ここが本当の意味でチームの骨格部分を形成する時期となる。若い選手はこの時期にメンバーに入れるかが重要だ。


 またレギュラーの次に位置する選手は、オープン戦序盤の時期は結果が出やすいとも考えられる。先にあるように、序盤は1軍の試合経験がないような選手と対戦する可能性があるからだ。しかし、そこで結果が出たからシーズンも活躍できるという指標にはならない。最後の1週間、最後の5、6試合でどういうパフォーマンスができるかが重要なのだ。


現時点での予想で、どこが1位だどこが最下位だというけど、オープン戦が終わってからでも遅くない?といつも思う。あえて今予想してオープン戦終わりにまた予想するのかもしれないけど。


オープン戦の内容はシーズンの予想の参考にならないとよくいわれるが、オープン戦終盤の内容や出場メンバーは予想する上で参考にできる部分は多いんではと個人的には思う。


日ハムの場合現時点で外国人が外れ、投手陣崩壊だから最下位と予想する声が凄く多いが、オープン戦が終わってからそういう予想をしても別に遅くないのではと思う。新外国人の場合オープン戦で、打者なら打ちまくり、投手なら完璧に抑える内容だったら確かに印象はいいけど、課題を見つけにくいし、シーズンに入って成績が振るわなかったらその時出た課題に取り組むことに遅れてしまうことになる。



オープン戦が始まった序盤に結果が出なかった場合、そのときに出た課題を開幕までに取り組む時間はまだあるわけだし、状態が上がっていくことに繋がるかもしれない。投手陣に関しては開幕までに最低限の形を作るのも難しそうな印象は持ってるが、もしかしたら誰か調子の上がる投手が何人か出てきて1軍で計算できる投手になるかもしれないし。



開幕までに投手が全然揃わないならそれはそれでやっていくしかないし、そういうシーズンだと割り切って見るしかないかなと思う。




一方若手が結果を出してアピールしてるが、小宮山氏の主張通りならまだ1軍レベルで通用するかはわからない段階。だからオープン戦序盤のいい結果悪い結果で一喜一憂するのはあまりよくないということだと思う。だから日ハムの若手が結果を出してるからいい、新外国人、投手陣が結果を出してないからだめというよりオープン戦が終わるまではもうちょっと冷静に見てもいいのではということが小宮山氏の発言からいえるのではと思った。